発達障害グレーゾーンとは
発達障害児のトレーナー東江(あがりえ)です。今回は、「発達障害グレーゾーン」というテーマに焦点を当て、子育て中のママたちへ向けてお役立ち情報をお届けします。発達障害を抱える凸凹ッ子を育てる中で、多くの情報があるのにも関わらず子育てに悩むママたちが増えています。この記事では、その中でも特に4つのケースに焦点を当て、発達障害グレーゾーンへの理解と対応について考えていきましょう。
目次
発達障害グレーゾーンってなに?
発達障害の診断基準をいくつか満たしているものの、全て満たしているわけではないため、発達障害の診断を受けていない人々を指します。
日常生活や学習、大人になった場合は仕事や人間関係において特性の困難さを感じることがあります。
「発達障害グレーゾーン」は正式な病名ではなく、発達障害の傾向にある人々すべてを指す言葉です。
また、専門家に相談しても「様子を見ましょう」、「見守っていきましょう」、「心配しすぎ」となかなか相談先を探せない親御さんが多いのが現状です。
発達障害かも⁈親御さんが気になった困った行動
・凸凹ッ子とのコミュニケーションの違和感
・お友だちとうまくいかない
・学習のつまずき
・気をつけても忘れ物が多い
・遅刻が多い
・言葉での表現ができずに感情コントロールの苦手さなど
このような悩みは子育てをしている親御さんの共通の悩みかもしれません。
しかし、アドバイスされたことやいろいろ試してもうまくいかないのであれば“発達障害の特性”から凸凹ッ子の困っている行動を見てみると、どのように関わっていけばいいのかヒントになることがあるかもしれません。
特性を知って関わり方を探そう
グレーゾーンの凸凹ッ子の困っている行動は個性なのか発達障害なのか判断することが難しいです。
親御さんが悩み育てにくさを抱え、本人が困り感、行き辛さを感じるのであればサポートや専門家の支援が必要です。
凸凹ッ子が持つ特性を知って、特性に合わせたサポートをすることで凸凹ッ子の生きづらさの軽減、特性からくる困り感が個性になり、二次障害(自分に自信をなくす、不登校など)の予防になります。
子育てのストレス
子育てにおいては誰しもストレスがたまることがありますが、発達障害特性を持つ凸凹ッ子を育てるにはちょっとした知識と関わり方のコツが必要になります。
育て方が分からないままだと不安や無力感が、怒りとして爆発して凸凹ッ子や家族、ママ自身にぶつけてしまうことがあります。
そうなる前に専門家への相談や同じような経験をした他の親たちとのつながりが重要です。情報を共有し、お互いに助け合いながら育てるサポートが子育てを楽にしていきます。
まとめ
発達障害グレーゾーンに悩むママ!!
試してほしいポイントが二つあります。
一つ目は、発達障害について知ることです。特性理解をすることで関わり方が見えきます。
二つ目は、相談先を探すことです。保健師、保育園・幼稚園・学校の先生、医療機関などの専門家や支親の会など、同じ立場の親たちとつながりを探してみましょう。
話すことで子育てに前向きな一歩をきっと踏み出せるはずです。
えみたすでは、未診断の凸凹ッ子の相談が8割を占めています。凸凹ッ子の特性に関する悩みを、一歩踏み出して共有してみませんか?
診断を受けずとも、子どもの発達や行動に関する疑問は大切にし、お気軽に相談してください。
私たちはあなたの声に真摯に耳を傾け、凸凹ッ子の個性を理解し、家庭でのサポート方法を見つけるお手伝いをします。お気軽に「えみたす」へご相談ください。